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6.遺伝子組換え技術で光るカイコをつくる

 カイコは約5000年前からヒトが絹(シルク)を取るために利用してきました。家畜化が進み、幼虫はとてもおとなしく、成虫は飛べません。数年前にゲノムが解読され、チョウの仲間の代表として未知の遺伝子の役割が調べられるとともに、遺伝子組換え技術を活用して、カイコに医薬品の原料となるタンパク質を作らせたり、光るシルクが開発されるなど、カイコは今とても注目されています。

 ここでは、ノーベル化学賞で話題になったオワンクラゲの緑色蛍光タンパク質(GFP)等を利用した世界初の、光るカイコの最先端研究を紹介し、実習を行います。遺伝子組換えカイコの作り方や利用法を学んだ後、カイコの卵にDNAを顕微注射したり、光るカイコを蛍光顕微鏡で観察します。さらに希望者はカイコを解剖して、体のどこが光っているのかを観察します。その後、蛍光タンパク質とシルクを融合させることによって作り出した蛍光シルクを用いて、試作した洋服等の貴重な実物を見学します。有名デザイナーの桂由美氏と共同製作したウェディングドレスは必見です。

遺伝子組換え技術で光るカイコをつくる

 

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