トップページ > 調査テーマ >9.原子核スピンの奏でる音と230次元空間の冒険

9.原子核スピンの奏でる音と230次元空間の冒険

 現実の世界とほとんど相互作用をしない原子核スピン量。それを音として取り出して「化学を観る」方法が核磁気共鳴スペクトルです。私たちは、その核磁気共鳴(NMR)装置を使って、混合物を精製すること無く測定し、知識を発見する技術の開発と普及を行っています。

 核磁気共鳴装置は、絶対零度近くに冷やされた超電導マグネット、波形を作り発射し受ける電磁波送受信機とアナログ-デジタル変換器、電算機による数学処理を行う大変に複雑な装置です。ところがその装置を使って混合物を直接解析すると、化学を見ているのに「生き物の営み」が誰でも簡単に見えて来ます。これをメタボリック・プロファイリング法と名付け、幾つものメカニズムをまるで玉ねぎの皮を剥くように紐解いていく研究開発の支援技術として応用を図っています。

 このプロファイリングで、230次元空間という、にわかには想像できない空間を飛び回り、知識を発見していく様子を感じて頂けたらと思います。

原子核スピンの奏でる音と230次元空間の冒険

 

お申込みはこちらから(~7月17日締切)